
- メーカー
- MEAREG
目次
- meaLAB(ミーラボ)
- 非接触・非破壊・放射線不使用
- 超音波吸収方式による目付量測定
- コンパクトな卓上設計
- 代表仕様
- ソフトウェアとデータ活用
- 利用例
- MEAREG社について
meaLAB(ミーラボ)
meaLABは、シート状材料の目付量(坪量・面密度)を非接触で測定する卓上型の測定システムです。
超音波吸収方式により、サンプルの目付量をリアルタイムに算出。バッテリー電極、樹脂フィルム、紙、コーティング材、複合材料などの研究開発や品質評価に活用できます。
サンプルを試料台に置くだけで測定でき、放射線を使用せず、日常的な材料評価を手軽に行えます。
※目付量(坪量)とは、単位面積当たりの質量です。mg/cm²やg/m²で表します。

非接触・非破壊・放射線不使用
測定部で材料に触れることなく、試料を傷つけずに目付量を評価できます。
X線やβ線を使用しない超音波方式のため、放射線源の管理・交換・廃棄や、放射線遮蔽設備に伴う負担を低減できます。
- 非接触・非破壊で、測定後のサンプルも継続して評価可能
- 放射線源を使用せず、ラボ環境へ導入しやすい構成
- 放射線源の減衰や交換に伴うメンテナンスが不要
超音波吸収方式による目付量測定

材料を透過する超音波の減衰から、目付量を算出します。
測定対象の上下に超音波送信器と受信器を配置し、材料に超音波パルスを透過させます。受信した信号を解析し、信号強度と目付量の関係から測定値をリアルタイムに算出します。
- 最大200 Hzの高速測定
- 通常、材料ごとの個別校正が不要
- 測定ノイズは測定値の0.05%(代表値)
- 金属、樹脂フィルム、紙など、さまざまなシート材料に対応
※測定開始時には、試料を載せていない状態でゼロ調整を行います。特殊な材料や使用条件によっては、追加の調整が必要となる場合があります。
コンパクトな卓上設計
研究開発や品質管理の現場で使いやすい、コンパクトな卓上型です。
試料台にサンプルを載せて測定するシンプルな構成で、切り出したシート材料の比較評価や、日常的な目付量確認に適しています。
PCとはUSBで接続でき、持ち運び用ハンドルを備えているため、ラボ内での移動にも対応します。
代表仕様
| 項目 | 内容 |
| 測定方式 | 超音波吸収方式 |
| 測定項目 | 目付量(坪量・面密度) |
| 測定形態 | 卓上・オフライン測定 |
| 測定対象 | 紙、金属、樹脂フィルム、コーティングされた織物 |
| 測定範囲 | 0~350 mg/cm² ※モデルによる |
| 測定周波数 | 最大200 Hz |
| 測定スポット | 90%:φ5 mm以内、100%:φ22 mm以内 |
| 超音波トランスデューサ径 | φ22 mm |
| 測定ノイズ(代表値) | 測定値の0.05% |
| 温度依存性 | 0.1% / ℃ |
| PC接続 | USB(仮想COMポート) |
| 電源 | 24 VDC / 0.1 A、2.4 W |
※測定ノイズは、測定精度を示す値ではありません。仕様はモデル・測定対象・環境条件・システム構成によって異なります。
ソフトウェアとデータ活用
PC上で測定値をリアルタイムに表示し、評価データを保存できます。
測定データの表示・記録には「SerialPlot」を使用します。グラフによる測定値の確認に加え、CSV形式でのデータ出力に対応し、Excelなどを用いた比較・分析に活用できます。
- 測定値のリアルタイムグラフ表示
- 測定データの記録・CSV出力
- グラフの拡大表示・スナップショット取得
- 移動平均の設定による表示データの平滑化

利用例
- バッテリー電極の研究開発における、配合・塗工条件の比較評価
- 電極シートや樹脂フィルムの目付量確認
- サンプル内・サンプル間の目付量ばらつきの評価
- コーティング材・ラミネート材の材料評価
- 試作・少量サンプルの品質確認
- インライン測定システム導入前の基礎評価
MEAREG(ミーレグ)社について
MEAREGは、ドイツを拠点に、シート材料の製造工程向け計測・制御システムを開発・製造するメーカーです。
超音波吸収方式の目付量センサ「meaSONIC®」を中心に、卓上型の「meaLAB」や、製造ラインで幅方向の目付量分布を測定するインラインシステム「meaSCAN®」を展開しています。
ラボでの材料評価から製造工程での連続測定まで、放射線を使用しない目付量測定を提供します。

